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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第25章 怒 IKARI
 そう言うと華は私の足元のほうに陣取ってペニスを咥えた。その舌の動きや添えた手の動きはいつもの華と同じ所作で、その技術はこれまでならすぐに私を興奮に導くはずのものである。

 しかしいつ華がまた突然の怒りに包まれて私を殴りつけるのではないか、いや、もしかしたらこのままペニスを食いちぎられてしまうかもしれない、などと思ってしまえば、どんなに丁寧に舌を這わされてもペニスが膨張することはない。

 「んむぅっ、むぅっ、んぐ、んむっ、むぐっ」

 それでもしばらくは華は私のペニスを咥えたまま、舌を縦横に泳がせて先端を、尿道を、と刺激する。だがどうあってもピクリともしない私の状態を理解すると、やがてあきらめたようにペニスを口から解放し、再び私の横に寝そべった。

 反応しないペニスに、いつ激怒するのではないかと私は怯えていたが、そのことに華が怒ることはなく、無事に解放されたペニスに私は初めて少し安堵した。

 「ふう…だめだったねえ…」
 「あ、ああ。す、すまない…」
 
 華はそれには答えず、しばらく私のペニスの上に手を乗せたまま天井を見つめていた。

 それから何分経ったのか、私にとっては非常に長く感じられた時間であった。
 私は自分から声をかけることもできずに息を殺すように身を縮めていたが、やがて華のほうが口を開いた。

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