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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第28章 桜井柚子。オンステージ。
[11月22日] 父の告白日記
柚子が3泊4日の旅に出てしまえば、家の中は華と私のふたりきりである。
極力、柚子の話題は避けて、私は家で華と二人きりという時間を大切にしている。
最近はもうあの鬼の形相にはお目にかからないし、昨日柚子が家を出てからは更に上機嫌な印象だ。
だが、じゃあ朝から晩まで私たちはセックスしているのかと言えば、意外とそうでもなかった。
むしろ、服を着たまま食卓でごく普通の会話をしている時間がこれまでより長いように思える。すでに夕食の時間だが、今日は朝からそういうことは一切していないのだ。
「いざ家の中に何日も二人きりってなると、あまりエロぃ気分にもならないもんだな。」
「そうかなあ。まあ、思ったより回数は少ないって気はするけど。」
二人の間に何の制限もなくなってしまえば、時間を惜しんで抱き合う必要もなく、むしろそのようなまったりとした空気の中で過ごすことを新鮮に感じているのかもしれない。
「オレのほうは割とそういう感じなんだよ。まったりというか落ち着きというか。」
「…あのさ、お父さん。それギャグで言ってんの?」
娘がそんなふうに言うのも無理はない。
先のような会話をしながら私は、裸エプロンでキッチンに立つ華の更に後ろに立って、両手でその尻をこねまわしていたのだ。