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弁護士秘書のイケないお仕事
第1章 1

それからというもの、普段の夢の蓄積と相俟って、先生はオトコ→まさか私、普段何も意識してない先生が好きなのかな?から、オトコとして好きになってきた、と気持ちが変わってきた。
一度、まさか好きなの?と立ち止まって考えてしまうと、既に好きになっているのだ。
今回も、考えたくもなかったけど、私先生が好きなのかな?と半ば冗談で考え始めたら、それは恋心が加速している状態なんだけど、昨日なんか実際先生が来てもいつも通り挨拶以外は声を掛けられなかったし、入ってきたときの先生がこちらを見たとき髪がベッタリ寝ているなと感じたことは現実だったか夢だったかも覚えていない。
ただ、所内会議で、普段なるべく見ないようにしていた先生の着ている物をじっとみたり、手の大きさを確認したり、当然表情をよく観察したりはしていた。
青いストライプのシャツは好きだ。
でも、小柄な先生に抱きつきたいとかは思わないし、先生は淡々と仕事をしているだけで、特に意味深な様子は無かった。
私の思い過ごしなことは確かだ。
ただ、先生を好きになると仕事は楽しくなると思う。
だから、この思慕の情を利用して、「上司のことがプライベートでも好きだから、あちこち世話を焼いて気を回す」という、いわば色恋事務員とでもいうべき、昔からの私らしさを生かして仕事をするといいのかな、と思う。
どうせ、辞めたら綺麗に忘れてしまう相手だ。
よほど相手も私に好意を寄せない限りは。
一度、まさか好きなの?と立ち止まって考えてしまうと、既に好きになっているのだ。
今回も、考えたくもなかったけど、私先生が好きなのかな?と半ば冗談で考え始めたら、それは恋心が加速している状態なんだけど、昨日なんか実際先生が来てもいつも通り挨拶以外は声を掛けられなかったし、入ってきたときの先生がこちらを見たとき髪がベッタリ寝ているなと感じたことは現実だったか夢だったかも覚えていない。
ただ、所内会議で、普段なるべく見ないようにしていた先生の着ている物をじっとみたり、手の大きさを確認したり、当然表情をよく観察したりはしていた。
青いストライプのシャツは好きだ。
でも、小柄な先生に抱きつきたいとかは思わないし、先生は淡々と仕事をしているだけで、特に意味深な様子は無かった。
私の思い過ごしなことは確かだ。
ただ、先生を好きになると仕事は楽しくなると思う。
だから、この思慕の情を利用して、「上司のことがプライベートでも好きだから、あちこち世話を焼いて気を回す」という、いわば色恋事務員とでもいうべき、昔からの私らしさを生かして仕事をするといいのかな、と思う。
どうせ、辞めたら綺麗に忘れてしまう相手だ。
よほど相手も私に好意を寄せない限りは。

