この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘い蜜
第1章 ひとひら












「はぁぁぁぁぁぁ........」


「これはまた大きなため息ですね?」







テラスの机に突っ伏しているところに
温かい紅茶の用意を持って現れたのはすべての元凶








「あんたのせいよおおおおお
ばかばかばかぁぁぁぁあああああ!!!」


「姫様痛いですよ」




精一杯背中をぽんぽんと叩いても
爽やか〜な笑顔を浮かべながら紅茶を入れる、本当に憎いやつ.....!!





「どうされたのですか?
また居眠りでも?」


「な、なんでそれを.....!!」



「姫様のことなら大概わかりますよ」







そういって紅茶を差し出す元凶は嫌になるほど綺麗で
もはや絵じゃないかってくらい






「誰のせいだと.....!!」




「私のせいですかね?」







私の目の前にいるこの元凶は、イザル・アリヤード
私の専属執事だ。

いちよー美に愛されるこの国の王族であり、第一皇女である私が他国に行っても蔑ろにされるくらい
イザルの美貌はすごい


細身でしなやかなのに筋肉質な身体で
身長もスラーっと高くて脚なんかそこらへんの男の人と比べたら2倍はあるんじゃないかってくらい長くて(本人はズボンを買うと丈が短くて合わないから嫌なそうだけど)
端整すぎる顔立ち
美しいブロンドの髪





そして何より......_______








「_____姫様?

わたしの顔に何かついていますか?」



「ハッ!!!
いえ!ちがうの!

ま、また.....イザルの瞳みてしまって.....」





_____.....綺麗で何もかも吸い込んでしまいそうなくらい澄んだ青い瞳







「..............本当に姫様はこの瞳を気に入ってくださいますね」




「だって!!
イザルの瞳は本当に美しいもの!!!!

他の"人間"でもイザルほど綺麗な瞳はいないわ!!!!!」



「"人間"特有の色ですしね....」





イザルは眉間にシワをよせて目を閉じる





/5ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ