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§ 龍王の巫女姫 §
第6章 凌辱の初夜

…しかも自分は巫女なのだ。

そんなことをすれば一生、神に遣えることができなくなると教わった。

人間と契れば巫女失格なのだと。
決して赦されない、穢れた行為だと。


「ぜった…い…だめ」

「……?」

「…わたしは…ハァ、巫女です…!! ァ…っ、あなたとは絶対に…だめ!」

「──巫女?」


秘部を弄ぶ指が止まった。


水鈴は懇願を続ける。



「…峭椋村の巫女です…!! だから──」


「……」


「…ハァ、ハァ、お願 い……!」


「──く」



許してもらえる、そう思ったのに


次の瞬間には炎嗣の整った顔に邪悪な笑みが浮かんでいた。


彼は水鈴にぐっと顔をよせ

息を呑んだ彼女に冷たく語りかける。



「…巫女が国の王に刃を向けるとは…、物騒な世になったのだと嘆かざるを得ないな?」


「……っ」


「無知なうえに聖処女、…益々そそる女だ」


「なに言って…ッ!? ああ…っ」


止まっていた指が動きだし、花弁を開いて内の柔肉にめり込んできた。


媚薬と胸への愛撫でとろとろになっていたその場所への刺激に、彼女の意識は全てもっていかれる。




グチュ..グ チャ、グチャ...



「…やッ…//…はああ‥アっ」


「村での事は忘れろ、神からこの俺に乗り換えればいい」


掻きむしられるたびにむず痒さが増す──


「…俺が、忘れさせてやる」


喘ぐ口許にキスを落とし

炎嗣は寄せていた顔を下にずらした。



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