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§ 龍王の巫女姫 §
第12章 紅い灯籠に花を広げ…

いつも水鈴の世話をしていたお付きの女官は、今夜は別の仕事で忙しそうだ。

代わりに水鈴に付き添っているのが、この同じ年頃の若い侍女。

「いけませんわ、水鈴様をひとりにしないよう…きつく言われておりますの」

侍女はその場から動かない。

件( クダン )の誘拐事件を受けて、女官は深く反省していた。それ故に、こうして侍女にも目を離さないよう忠告したのだろう。


「私の事はお気になさらず…ほら、御覧ください。灯籠の火が水面に揺らめいて綺麗ですわ」

「あら、本当ですね」


他の官女達とは異なり、この侍女はいくらか水鈴に好意的だ。


今まで同じ年頃の娘と関わることのなかった水鈴だけれど、向こうから話しかけてくるので会話に困ることはなかった。


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