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§ 龍王の巫女姫 §
第12章 紅い灯籠に花を広げ…


「可哀想……か。まぁ、そうだろうな?俺がこんなざまになったのは馬のせいではない」

「……?」

「あんな処で倒れていた、のろまなお前のせいだ」

「──!ごっ、ごめんなさい…」


炎嗣は身を乗り出すと

木枠の背もたれに両手を突いて、彼女を隅に閉じ込めた。


「謝るだけですむと思うな…。王である俺の命を危険にさらしたんだ。その場で自害を命じられても文句は言えぬほどの罪…──」


「本当にごめんなさい…!!」


「…抵抗しないのはそれが理由か?俺が何をしようとも、お前は堪えるつもりなんだな」


「……そっ」


否定しようとすれば、また唇で塞がれる。


炎嗣の口付けから酒の匂いが甘く混じった。

濃厚なやり取りが互いの口で交わされる内に、溺れる吐息が彼女を包んだ。



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