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§ 龍王の巫女姫 §
第19章 神への捧げ物

もともと朝の日課であった薬草集め。

消毒用の薬草はとくに珍しいものでもないから、簡単に見つけられる。

“ 目印になる水辺が… ”

それがある筈だから、その場所に行けばすぐだ。


それから水鈴は探していた水辺に辿り着くと、足元の野草に目を配る。


「これと…これと」


裾の汚れが気になるけれど…仕方なく腰をかがめて薬草を摘み取った。


「これを早く炎嗣様に…──」


届けないと。


早く、戻って…


『 王宮に帰る、その時は
 ……お前を俺のものにする 』


……っ



「戻ったら、わたしは炎嗣様のものになる…」



それがわたしの意思表示になる。




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