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§ 龍王の巫女姫 §
第20章 史書から消えた物語

顔をあげて窓を改めて見てみる。

「……!」

逆光に慣れて、先ほどよりもはっきりと相手の顔を見れた。

見れた…けど、何かがおかしい。


「お前…目が」


「──…」


相手は変わった目をしていた。

それは赤くて、瞳が細長い。


「…明日になれば父上との謁見がある。そこに僕も行くからまた会えるよ」


それを言い残して窓枠から消えた顔。

別に待ってほしくなどなかったが、思わず呼び止めそうになった自分がいた──。










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