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§ 龍王の巫女姫 §
第20章 史書から消えた物語

「詳しいことは蒼慶から聞いてくれ、我が息子よ」

「… むすこ…!?」

「陛下…っ それはあまりに急すぎるのでは…!!」

隣の宦官がいよいよ口を挟んだ。

「預言をうのみになさるのですか!? 無学で無作法なこの子供が、畏れ多くもそのような…──」

「──いいのだ、私は直感した」

光丞帝は少年から目を離さなかった。

少年のほうも同様に、真っ直ぐ彼の顔を睨んでその真意を疑っていた。



「そろそろ下がりますね、父上」

もう十分だろうと判断した蒼慶が、跪いて皇帝の手の甲に唇を付ける。





「──…聞いたところによると、お前には名が無いそうだな」


「…っ…ああ」


去り際に光丞帝は二人を呼び止めた。



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