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§ 龍王の巫女姫 §
第3章 永久( トワ )の別れ唄

花仙が夕食を作ってくれている間、水鈴は治療道具の片付けをしていた。

そして薬の代わりに彼女が持ち出してきたのは
二胡( ニコ )と呼ばれる楽器だった。


六角形の筒型の側面には錦の皮があつらわれ、二本の弦には弓が挟まっている。

この楽器は、彼女の頭の簪( カンザシ )と同様に幼いころに与えられ、慣れ親しんできたものだ。


黒塗りの二胡を手に、水鈴は軒下に腰を下ろす。


弓を弦にあて奏で始めた。



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