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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第7章 伝承の地


ロイドはそう言うと牧場のティムを呼ぶ。
そして食堂に向かった。


「おや、三人揃ってどうしたんだい?」

「ちょっとね、
場所借りるけどいいかな?」

ルイスはエバに断りを入れるとテーブルにつく。

そんな三人にエバは飲み物とおやつを差し出し厨房へと引っ込んでいった。


「オイラになんの話しだ?」

ティムはルイスに聞いた。

「あぁ、お前達の村の場所が知りたくてね‥
村の名前を教えて‥」

「わかんねぇぞ!」


「──…っ…!?」

地図を広げながら聞くルイスにティムはあっさりと明るく言葉を返す
その言葉に二人共絶句していた


「わかんないってのはどういうことだ!?」

ロイドはティムに再度聞き返した

「名も無き村‥‥‥」

「――!?、名も無き村?」

ティムの呟きをルイスは復唱する‥
そしてティムは頷きながら口を開いた


「長も村の大人達もみんな、オイラ達の村をそう呼んでたぞ。」


「‥名も無き村‥‥か…

となると地図を見ても、場所もやっぱり解らないな‥」

ルイスは独り言のように呟くとため息をついた‥


‥やっと足掛かりを見つけたと思ったのに‥
道は遠いな


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