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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第7章 伝承の地
・
書庫の方にはあとからティムとロイドもやって来ていた。
そしてルイスは伝承の本を開きマークに見せる。
「な、マーク読めるんだろ?この本の文字が!?」
マークはルイスの手から本を取り無言でパラパラとめくる‥
そして、目をキラキラと輝かせた
「第2章だ!!
これ借りていい!?」
「‥‥‥ほんとじゃ
確かに読めるようじゃの」
老師は嬉しそうに本を抱きしめるマークの笑顔を見て自分よりも内容を理解していると思った
そう、続き物で長の家に無かった本を手にできてマークはとても嬉しかった。
途中が気になってマークは何度となく長に、なんで間の本がないのかとしつこく聞いたこともあった程だった‥
『ねぇ、長!
なんで2章と5章がないの?』
『わからん』
『なんで“わからん”なの?』
『わしもマークと同じ歳に同じ質問を長老にしたが、その答えが“わからん”だったからの。
だから、わからんのじゃよ‥』
『ふーん‥』
納得するしかない答えだった
「お前サンはその本を読みたいか?」
「うん!」
マークはイキイキと返事する
「うむ。
ワシも読みたい!
どうか読んで聞かせてくれぬか?」
書庫の方にはあとからティムとロイドもやって来ていた。
そしてルイスは伝承の本を開きマークに見せる。
「な、マーク読めるんだろ?この本の文字が!?」
マークはルイスの手から本を取り無言でパラパラとめくる‥
そして、目をキラキラと輝かせた
「第2章だ!!
これ借りていい!?」
「‥‥‥ほんとじゃ
確かに読めるようじゃの」
老師は嬉しそうに本を抱きしめるマークの笑顔を見て自分よりも内容を理解していると思った
そう、続き物で長の家に無かった本を手にできてマークはとても嬉しかった。
途中が気になってマークは何度となく長に、なんで間の本がないのかとしつこく聞いたこともあった程だった‥
『ねぇ、長!
なんで2章と5章がないの?』
『わからん』
『なんで“わからん”なの?』
『わしもマークと同じ歳に同じ質問を長老にしたが、その答えが“わからん”だったからの。
だから、わからんのじゃよ‥』
『ふーん‥』
納得するしかない答えだった
「お前サンはその本を読みたいか?」
「うん!」
マークはイキイキと返事する
「うむ。
ワシも読みたい!
どうか読んで聞かせてくれぬか?」