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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第7章 伝承の地


捻挫の具合を聞くルイスにアルは微笑みながら答える

ルイスはそんなアルを一瞬だけ見つめた


「…なに?」

「別に何も‥」

ルイスはそう言って目を反らすと子供達と一緒にテーブルに着く

‥なんかこの間のパーティ−の時もこんな会話した気が


アルはそんなことを思いながら夕食の準備を始めた。

「アル‥手伝うよ…」

ロイドが声をかける。
パーティの日に“大嫌い”宣告を受けてから始めて交した会話だった‥

ありがとうとだけ礼をいい、あまり目を合わせないアルを気にしながらロイドは隣でスープを注いでいる


謝るきっかけを探しながらロイドはあの日のアルの言葉を思い出していた‥

『レオの方が大事にしてくれてる!!』


‥なんなんだ!??
レオの奴にどう大事にされたってんだよ!?



気になって落ちつかない‥


隣で無言のまま料理を皿に盛るアルをロイドはじっと見つめていた


‥もそんなに見ないでよっ‥//

ビシビシと送られてくる眼差しに耐えられず、アルは余計に視線を避けていた…


「兄ちゃん

スープはちゃんとカップに入れてくれ……」

「えっ…あ!?悪い‥」

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