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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第8章 神の道しるべ


ナッツは恥ずかしがりながらクッキーの小瓶を受けとり大事そうに抱えた。

「ありがとう‥ディーア‥//いつも、してもらうばっかりで‥‥」

モニカも嬉しそうに礼を言う。

「気にしないで‥
小さい子が喜ぶ顔が好きなんだ‥‥‥
なんだかこっちも幸せな気分になるからさ!!」


‥ディーア‥‥
彼方の笑顔だって幸せな気持ちにしてくれるわ‥//


「じゃ、‥またね」


「え、あ、ちょっとっ…」

いつの間にか買い物を済ませたアルにモニカは慌てた


‥せっかく会えたのにッ…
「‥っ‥そうだ!
ディーア‥お昼まだでしょ!?うちで一緒にどうかしらっ…この間のお礼もしたいし!ね?!お願い!!」


「え!?…っ」

そう言いながらモニカはアルの腕をグワシッッと捕まえた
そして、足元にはナッツが絡みついている

こんな時の女の力は凄まじい威力を発揮する


「わ、わかった…っ…
ありがたく受けるよ」


アルは半ば脅えながら答えていた‥












「なに!?──では、また西方の方角で奇怪なでき事が!?」

「あぁ、また‥あの巨大な黒い雲の通った後だそうだ‥」

「なんと‥っ‥」

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