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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第8章 神の道しるべ
・
精鋭隊長らしい凛々しい声が会議室に響き渡る。
その声に気を引き締められたように頭をもたれた大臣達も顔を上げた
「何があっても全てのことに素早く対応できるように準備しといてくれ!!」
「そうだな!
何があっても臨機応変にできなければ!!」
「ふむ。
では、また何かあったらすぐに集結出来るよう心構えていてほしい‥
では、本日はこれにて解散とする。」
王の言葉で会議はお開きになった。
そして、皆が去った後の会議室で三人は伝承の地についてを語り合う‥
「‥‥そうか‥‥
あの者達が伝承の地の者だと‥‥‥
迷いに迷って地図も無しにこの国に辿り着くとは‥
これはまさしく神の導きかも知れぬ──」
王の言葉に二人は頷く。
「まずは、“入り口”を探さなきゃどのみち前には進めない‥
この国の行く末は小さな博士の手に握られたも同然ってこった‥」
ルイスは肩をすくめ言う
「あの博士なら大丈夫じゃ。ルイスより人生を経験しておる‥‥賢さは群れを抜いておるじゃろ」
「‥‥」
白銀の髭を撫でながら嫌味を言う老師をルイスはちらっと見ただけだった
精鋭隊長らしい凛々しい声が会議室に響き渡る。
その声に気を引き締められたように頭をもたれた大臣達も顔を上げた
「何があっても全てのことに素早く対応できるように準備しといてくれ!!」
「そうだな!
何があっても臨機応変にできなければ!!」
「ふむ。
では、また何かあったらすぐに集結出来るよう心構えていてほしい‥
では、本日はこれにて解散とする。」
王の言葉で会議はお開きになった。
そして、皆が去った後の会議室で三人は伝承の地についてを語り合う‥
「‥‥そうか‥‥
あの者達が伝承の地の者だと‥‥‥
迷いに迷って地図も無しにこの国に辿り着くとは‥
これはまさしく神の導きかも知れぬ──」
王の言葉に二人は頷く。
「まずは、“入り口”を探さなきゃどのみち前には進めない‥
この国の行く末は小さな博士の手に握られたも同然ってこった‥」
ルイスは肩をすくめ言う
「あの博士なら大丈夫じゃ。ルイスより人生を経験しておる‥‥賢さは群れを抜いておるじゃろ」
「‥‥」
白銀の髭を撫でながら嫌味を言う老師をルイスはちらっと見ただけだった