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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 石板のありか


「ロイがよく、相棒を遊ばせるのに行く場所だ‥」


「──…っ…」

ルイスの言葉でそこがあの不思議な声のした湖だとアルはわかった


「あそこは沼はなかった‥
その代わり湖があったよ、すごく綺麗な!!」

「湖?
‥‥おかしいな‥昔は沼だった記憶が‥‥‥」


ルイスは首を傾げ黙り込む‥

「‥‥よしっ!せっかく場所のはっきりしたところが見つかったんだ。下見がてらちょっと行ってみるか?マーク!お前も行くぞ」

「うん!!」

「え、今から!?」

張りきって部屋を出る二人に遅れながらアルは着いて行く。

「俺の馬はロイの馬ほど逞しくないから三人は乗れない」

ルイスはそう言ってアル達を馬車に乗せ自分は白馬を走らせる


草原につくまでマークは一生懸命、伝承の本と地図を眺めていた。


馬車が急に止まり目的地に着いたことを告げている。

アル達は馬車から降りると馬を近くの木に繋ぐルイスの側へ駆け寄った。

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