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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 石板のありか

「何!?何があるわけ!?
あの奥に!!!」

「わからん!」


「はぁ?!
ちょっと待って!!
何かもわかんないでマークに取りに行かせたの!?
危ないものだったらどーすんのっ!!」


「‥‥‥‥」


「コラッ!…何か言いやがれってんだ」

発狂するアルをルイスは見つめ返し、無言で目を反らした



「大丈夫だ‥



‥‥‥‥タブン」


「自信無さげに言うな!」


隣でわめくアルを無視し、ルイスはおっ!と声をあげる

見るとルイスの持っているロープがクイクイ!っと引っ張られマークからの合図を伝えていた‥


ルイスはシュルシュル‥とロープをたぐり寄せ、地上にマーク将佐の頭が見えてくる‥

「どうだったマーク!!」


ルイスはマークを引っ張り上げながら聞いていた


「うん。何か足に絡まって動きにくかったけどすごいの発見したよっ!!」


「……ひぃっ…マークっ…」

「…っ…そ、そうかっ…解ったから絶対に下を見るんじゃないぞ」


「うん?」

ご機嫌で二人を見上げて語るマークにルイスは顔を引きつらせながら指示する‥


マークの足首には白骨化した誰かの手が絡みついていた…

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