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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 石板のありか
「どう言う意味だ?」


顎に手を置き難しい表情で考え込む‥

そしてアルも‥




‥神の力を掲げ…?


なんか聞いたことが‥



「しょうがない!暗くなってきたことだし今日はこの辺で帰るとするか!!」


考えてもラチがあかないとルイス達はその場を後にした。


‥神の力‥

アルは家に戻って自分の部屋で考え込む


‥神の力‥‥

‥!!‥ま、さか…


『ねぇ、おばあちゃん。
“さいだんのぎ”って何』

幼いアルは大好きだった祖母に質問した。
年頃になった男の子だけが行う村の儀式‥
遥か昔から伝わる村の伝統の奉り事‥
質問責めの可愛い孫に祖母は何度でも答えてあげる。

『祭壇の儀はねぇ、
“神の力”をこめた宝剣を村の男の子達が一人ずつ手にして鞘から引き抜き空に掲げるのさ。』

『ふーん‥じゃあ、いつも失敗してるってこと?だってお父さんも隣のおじちゃんもみんな、抜けなかったって聞いたよ…』

『いいんだよそれで‥』

『…?』

祖母はにっこり微笑む
そして言った。


『抜けないことを願う儀式なのさ‥
剣を手にする者が現れないことが平和の証なんだよ』

『ふーん‥変なの』
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