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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 石板のありか


アルはルイスの解りやすい説明に明るく反応する。

「で‥

“ もう一人の汝と向き合え‥”

‥‥これは‥」


ルイスはそう言ってアルの目の前に人差し指を立てるとそれをゆっくりと足元にむけて移動させる。
アルは自然とその指先を目で追った‥

ルイスの指先が地面を指差しながらグルッと後ろに回る‥
それを目で追うと、アルはルイスに尋ねた。

「‥で‥なんなの?」

「鈍いなお前?」


ルイスは疑問を浮かべるアルに呆れながら説明した


「いいか、月を仰いでみろ!」

アルは言われた通り月を仰ぐ。そしてルイスは地面をもう一度指差した。

「で、足元を良く見るんだ!‥何が見えた?」

「‥‥‥地、面かな?」

アルは困惑しながら答えた

「地面はどこにでもある。じゃあ、そのまま後ろを振り返って地面を見てみろ!」

アルは月明かりを背にして振り返り、地面を眺めた‥

そして何かに気づく…

「‥!‥あ‥」


「居ただろ?
“もう一人の汝”‥が」

アルは自分の足元から伸びた影と向かい合っていた‥


「そんな意味だったんだ‥」

「あぁ、でも解ったのはここまで
どうやっても“神の力を掲げ”‥これがわからん‥」
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