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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 すべての鍵
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台座についた片手を支えにぐっと渾身の力を込めると急にズズ―――ッと剣が呑み込まれ、柄の部分まですっぽりと鍵穴に収まっていた。
そして、ガチャッッ!と錆び付いた何かが外れる音が響く――
「……!!
開いたみたいだな」
ルイスは額にうっすらと滲む汗を拭うと、すき間の開いた台座の蓋の間に自分の剣を差し込みテコのようにして持ち上げた。
「……っ…階段!?」
‥暗闇の中には地下へとと降りる階段がある
「‥‥ゴクッ
ど、どうするの?」
「行くしかないだろ?」
生唾を飲みながら聞くアルにルイスはそう答えた
鍵穴に差し込んだ剣を鞘にしまうとアルはランプを手にしたルイスの後に続く。
そして、階段を降りて行った。
時折、ピチョーン‥と暗闇の先で雫の滴る音が響く度にアルはビクリと肩に力を入れている‥
「ティム達が居なくてよかったな
騒ぎまくって収集がつかないだろうか……?
‥なんだお前‥もしかして怖いのか?」
台座についた片手を支えにぐっと渾身の力を込めると急にズズ―――ッと剣が呑み込まれ、柄の部分まですっぽりと鍵穴に収まっていた。
そして、ガチャッッ!と錆び付いた何かが外れる音が響く――
「……!!
開いたみたいだな」
ルイスは額にうっすらと滲む汗を拭うと、すき間の開いた台座の蓋の間に自分の剣を差し込みテコのようにして持ち上げた。
「……っ…階段!?」
‥暗闇の中には地下へとと降りる階段がある
「‥‥ゴクッ
ど、どうするの?」
「行くしかないだろ?」
生唾を飲みながら聞くアルにルイスはそう答えた
鍵穴に差し込んだ剣を鞘にしまうとアルはランプを手にしたルイスの後に続く。
そして、階段を降りて行った。
時折、ピチョーン‥と暗闇の先で雫の滴る音が響く度にアルはビクリと肩に力を入れている‥
「ティム達が居なくてよかったな
騒ぎまくって収集がつかないだろうか……?
‥なんだお前‥もしかして怖いのか?」