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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 すべての鍵


「これを持ってろ‥」

「え、あ…!?」


ルイスはアルにランプを預けるといきなりアルを抱き抱え階段を上っていく。


「ちび達にしてもそうだが、お前達はもう少し人を頼るって事を学んだ方がいい。
まぁ、気づいてやれなかった俺が悪いんだがな…」


「そ、そんなことは…
・・・ごめんなさい」


ルイスに「足元を照らせよ!」そう言われながらアルは抱き抱えられ恐縮していた‥


‥なんだ‥じゃあさっきのへっぴり腰も足が痛くてヒョコってただけか?



ルイスはそう思いながら自分の腕に抱えられ、赤くうつ向くアルを見つめた。

「な、なに!?‥//」

「いや…お前……


太っただろ?」


「―――!な‥//」


「前に抱いた時より重くなってる…」

「!!!‥だっ、抱いたなんて言わないでよ‥//」


ルイスの言葉をアルは慌てて否定している


「‥‥


じゃあ前にヤッた時よ‥」

「やってない!!!‥//」


「案外、強情だなお前も」

「//‥」

ルイスは諦めて無言で階段を上りたどり着くとアルをストンと地面に下ろす‥


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