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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第10章 すべての鍵


‥頼む、急いでくれよ‥



レオは我が愛鳥の飛行する姿をそんな思いで見送っていた―――

そして舎弟に言う


「西岸の親方がこっちに向かってる‥
受け入れ体制を整えておけ!いいな!」


「へぃ!!」


了解して立ち去る舎弟を見届けると、レオは再び文書に目を通した



*──*──*

全域の当主方に伝えたし


我、西岸の地は何者かの手に堕ち壊滅す

“悪なる怪異な者”は害を及ぼしすべてを無に還す者なり

よって直ちに会席の場を開き全域、当主方の会談を望む。

*──*──*



‥悪、なる‥‥か‥



レオは文書から目を上げると、よどみを帯びた月を見上げた…














「妃奈乃さまぁー!!」


「なんじゃ、朝ぱっらから‥わらわは神聖な儀式の最中ぞ…」


弟子の取り乱した様をたしなめるようにその者は口を開く‥

その者の手には真っ二つに割れた魔鏡が握られていた‥


北の白い地を守る神とも呼ばれその国の王からも絶大な信頼を得ている神仙‥
【白眉の妃奈乃】

*白眉(はくび)もっとも優れた人の意味


優れた神通力を用い災いを無にかえすほどの神力で幾多もの国の危機を乗り越えた神の生まれ変わり‥


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