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第10章 すべての鍵

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∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬






壊した‥‥‥



お前達がすべてを‥





壊した‥










ならば手を貸そう





やがて廃(すた)れるものならば‥




手を貸してやろう‥






すべてを無に―――――




この世のすべてを



　　無の極致に…──





∬∞∞∞∞∞∞∞∞∞∬













§神は嘆いた‥



心優しい神は嘆いた…








あんなに美しかった


世界が‥




あんなに清らかだった



世界が──








人間の欲に汚され



よどんでいく姿に



神は心を痛めた‥‥‥‥













要らぬ…





この美しい世界に






人間という生き物は




──要らぬっ!!!














世界を滅びに導いたのもまた、





欲望に翻弄された人間の仕業だった──








そして──

そんな人間を創った神も己を責めていた‥‥‥