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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 夢の続き
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‥寝ぼけてんのかな?
うっすらと目を開け見つめてくるアルを眺め、思わず、クスッ‥と笑みを溢す
そして、立て膝をつくとアルの手を取りその手の甲にそっと口付けた…
「‥我、ロイド・グレーバンは暁の勇者アルにこの命を捧げ忠誠を誓う‥
“アル……
俺はお前のものだ──”」
ロイドはアルの耳元に唇を寄せ言葉を紡ぐ‥
相変わらずぼんやりとしているアルをロイドは抱き上げると愛馬に乗せた
馬の背に揺られながらアルは温かい男物の上着に包まれうっとりとしている‥
時折ロイドの胸の中に顔を埋め、すりすりと頬ずりしながらロイドの体温をアルは味わっている‥
‥完全に寝ぼけてるな‥//
ロイドはそんなアルの頭を撫でて抱きしめた‥
‥しかし、何しにあそこに行ったんだ?
自分の胸に顔を埋めたアルをロイドは見つめた‥
そぅ、今夜はザドルが夜勤で留守の日‥
ロイドは約束どおりスタンレー家に泊まり込むために、家に向かう途中でアルを見かけ、こっそり後を着いてきていたのだ―――
大木に寄りかかり座りこんだアルの元へ行くとアルはさっそく寝息を立てている‥
‥寝ぼけてんのかな?
うっすらと目を開け見つめてくるアルを眺め、思わず、クスッ‥と笑みを溢す
そして、立て膝をつくとアルの手を取りその手の甲にそっと口付けた…
「‥我、ロイド・グレーバンは暁の勇者アルにこの命を捧げ忠誠を誓う‥
“アル……
俺はお前のものだ──”」
ロイドはアルの耳元に唇を寄せ言葉を紡ぐ‥
相変わらずぼんやりとしているアルをロイドは抱き上げると愛馬に乗せた
馬の背に揺られながらアルは温かい男物の上着に包まれうっとりとしている‥
時折ロイドの胸の中に顔を埋め、すりすりと頬ずりしながらロイドの体温をアルは味わっている‥
‥完全に寝ぼけてるな‥//
ロイドはそんなアルの頭を撫でて抱きしめた‥
‥しかし、何しにあそこに行ったんだ?
自分の胸に顔を埋めたアルをロイドは見つめた‥
そぅ、今夜はザドルが夜勤で留守の日‥
ロイドは約束どおりスタンレー家に泊まり込むために、家に向かう途中でアルを見かけ、こっそり後を着いてきていたのだ―――
大木に寄りかかり座りこんだアルの元へ行くとアルはさっそく寝息を立てている‥