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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第11章 神秘と謎


「――‥抑えてたのにッ‥」


「―――」


苦し気に言葉を漏らし自分を見つめてくるロイドにアルは息を飲む!

そして奴は言った‥


「アルが押したっ‥」



‥は?押した!?
何を!?


「アルが‥っ



スイッチを押したっ‥」



―――――‥は?



‥‥‥



スイッチ!?




ロイドは怒ったような顔でそう言い放つとアルに覆い被り唇を塞ぐ!!


「‥スイ‥ンン‥ッチ‥

て‥な‥ァッッ‥//」


ロイドはアルの問いかけにも答えず無我夢中でアルの唇を貪り始めるッ


荒い呼吸を繰り返し声にならない声でアルの名を呼びながら身体を激しくまさぐり始めていた


‥な、なに!?スイッチって!?


「待ってッッ‥ロっ‥ぁぁッ」

こんなところを子供達に見られたらまずい!アルは漏れる自分の声を必死に堪えながらロイドの言った言葉を考える



‥‥スイッチ‥‥



そう――――



アルは自ら押してしまった‥


ロイド自身が必死で抑え込んでいた本能―――



*猛獣抑制解除ボタン‥




ほんのりと色づく表情と潤んだ瞳で‥

アルは意図も簡単にスイッチを入れてしまったのだった

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