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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第11章 神秘と謎
・
「アル‥
お前が謝るなよ‥」
ロイドのついた、ため息は自分自身に呆れ果てて出てたため息だった‥
‥また、やっちまったッ‥
度重なる失態。
アルのことになるとつい自分を見失う‥
そんな自分自身に嫌気がさす――
アルに先に謝られたことで尚更、自己嫌悪に陥ってしまっていた…
ロイドは深く息を吸う‥
そして自分自身に言い聞かせるようにアルに語りかけた
「アル‥」
横になったままのアルの頬を優しく撫でる‥
「一つだけ聞いていいか?」
ロイドの問いかけにアルは頷き見つめ返す
「俺の気持ちはちゃんと伝わってる?‥」
‥不安でしょうがない‥
アルに拒否される度に――
自信がなくなっていく…
本気だということが伝わってないんじゃないか?
もしかするとまったく嫌われてたり――
そんな思いで胸がキリキリと痛む‥
「アル‥
もし、俺の気持ちが迷惑なら言って‥
そしたら‥
‥諦めるからッ。」
自分の言葉に胸が詰まった‥
諦める?無理だろ!?
何、出来ないこと言い切ってんだ俺は!?
「アル‥
お前が謝るなよ‥」
ロイドのついた、ため息は自分自身に呆れ果てて出てたため息だった‥
‥また、やっちまったッ‥
度重なる失態。
アルのことになるとつい自分を見失う‥
そんな自分自身に嫌気がさす――
アルに先に謝られたことで尚更、自己嫌悪に陥ってしまっていた…
ロイドは深く息を吸う‥
そして自分自身に言い聞かせるようにアルに語りかけた
「アル‥」
横になったままのアルの頬を優しく撫でる‥
「一つだけ聞いていいか?」
ロイドの問いかけにアルは頷き見つめ返す
「俺の気持ちはちゃんと伝わってる?‥」
‥不安でしょうがない‥
アルに拒否される度に――
自信がなくなっていく…
本気だということが伝わってないんじゃないか?
もしかするとまったく嫌われてたり――
そんな思いで胸がキリキリと痛む‥
「アル‥
もし、俺の気持ちが迷惑なら言って‥
そしたら‥
‥諦めるからッ。」
自分の言葉に胸が詰まった‥
諦める?無理だろ!?
何、出来ないこと言い切ってんだ俺は!?