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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第11章 神秘と謎


ロイドの言った言葉に驚きアルは目を見開く


そしてはにかみながら首を横に振った‥



「ロイド‥

迷惑なんかじゃないよ‥//
ロイドの気持ちはすごく嬉しい‥
ただ、‥‥‥


好きとかそういうのはあたし――
まだよくわからない‥//」


アルは自分の胸元をぎゅっと掴みながらゆっくりと言葉を口にする


いつの間にか癖になっていた‥


アルは何かを考える時‥不安を掻き消すかのように首に下げたチョーカーを握り締めるようになっていた‥

ロイドはアルのその言葉を聞いてホッと表情を和らげる。

そして、自分のプレゼントしたチョーカーを握り締めるアルの手をほどくとその手にそッと唇を落とし、胸元にさがったチョーカーに軽く口付けた


「アル‥
その言葉で十分だ‥


‥フッ‥今のところはね‥」


ロイドはチョーカーから唇を離しアルを見つめながらおどけて言う。

そして、アルの両手を大きな手で包み込みながら微笑んだ。


「じゃあ‥迷惑じゃないついでに俺の夢叶えてくれるか?」

「夢‥?」


「あぁ‥
アルにしか叶えられない夢‥‥//‥」


「あたしにしか?

‥‥まさか‥//」


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