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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第11章 神秘と謎


母馬の姿を見守っていると、ブルンと鼻を鳴らしながらその場で行進しているような落ち着きのない動きが徐々に静かになっていく――


「……っ…きた!」


ロイドはいきなりその一言を放つと木の柵の間をくぐり母馬の傍に近よる。

「う、産まれる!?」


「ああ!!前足が見えてきてる!」


ロイドは子供達にそう答えると母馬の後方に回り、少し出てきている子馬の前足らしきものを掴んだ。


母馬に声を掛けながら力むタイミングを合わせロイドは子馬の前足を慎重に引っ張っている


「ロイドっ‥大丈夫?
なんか手伝うことある!?」

母馬とロイドが奮闘する姿を見て自分も何かしなきゃ!‥

ついそんな気持ちにかられジッとしていられないアルはロイドに声をかけた


「ああ大丈夫だよ‥
若い馬だから力むチカラもあるし──
なるべく自然に近い状態で産んだ方が子馬も丈夫に育つ。

アルはそこで見守ってて!」

「そ、そう?」


ロイドにそう言われ、アル達は母馬の力む姿を見守りつつ、みんなして体に力が入ってきていた。


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