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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第11章 神秘と謎
・
爛々と瞳を輝かせながら四人とも眉間にしわが寄り、鼻がプカッと膨らんでいる‥
ロイドはふと、その姿が目に入り密かに吹き出していた
「‥!‥よし、鼻先が見えてきたっ、あともう少しだ!頑張れ!!!」
ロイドはそういいながら母馬の尻をはたき気合いを入れる
細長い前足がにゅうっと出てきて、出口部分には確かに鼻が見えてきている。
お産は赤ちゃんの頭が出てくるまでが勝負‥
母馬はロイドに気合いを入れられ、めいいっぱいに力を振り絞る!!
辛そうな鳴き声と鼻を鳴らし母馬の力む姿にアル達も自然と柵を握る手に力が入っていた
「頑張って…っ…」
柵越しに子供達が声をかける
「よし!!出るぞ!!!」
ロイドがそう叫んだ瞬間、母馬の身体から子馬がスルッと滑り落ちる!!
「‥あ──っ…!!」
一瞬息を飲んだみんなの表情が一気にほころび笑顔が溢れていた──
「やったぁ!!…
すげーぞ!!」
「ティム。もう少し待て!」
柵をくぐり声を上げながら近寄るティムをロイドは止める
「自分で立ち上がるまでが勝負だから‥」
「あ、そうか‥」
爛々と瞳を輝かせながら四人とも眉間にしわが寄り、鼻がプカッと膨らんでいる‥
ロイドはふと、その姿が目に入り密かに吹き出していた
「‥!‥よし、鼻先が見えてきたっ、あともう少しだ!頑張れ!!!」
ロイドはそういいながら母馬の尻をはたき気合いを入れる
細長い前足がにゅうっと出てきて、出口部分には確かに鼻が見えてきている。
お産は赤ちゃんの頭が出てくるまでが勝負‥
母馬はロイドに気合いを入れられ、めいいっぱいに力を振り絞る!!
辛そうな鳴き声と鼻を鳴らし母馬の力む姿にアル達も自然と柵を握る手に力が入っていた
「頑張って…っ…」
柵越しに子供達が声をかける
「よし!!出るぞ!!!」
ロイドがそう叫んだ瞬間、母馬の身体から子馬がスルッと滑り落ちる!!
「‥あ──っ…!!」
一瞬息を飲んだみんなの表情が一気にほころび笑顔が溢れていた──
「やったぁ!!…
すげーぞ!!」
「ティム。もう少し待て!」
柵をくぐり声を上げながら近寄るティムをロイドは止める
「自分で立ち上がるまでが勝負だから‥」
「あ、そうか‥」