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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 揺れる想い
・
ロイドに促されルイスは腰を上げた。
そして――
「こいつか!?」
「ああ‥
びっくりなんてもんじゃないだろ?」
ルイスは子馬を見て奇声を上げた
「足が弱いって言ってなかったか?!」
「あぁ‥‥
立ち上がるのも遅かったし普通の馬より足も細い‥‥たぶん‥騎馬では使えない‥って思ったんだが」
ルイスは牧場に放した子馬を見つめ呟く
「めちゃめちゃ脚力あるじゃねえか…っ…」
「だろ…俺の感も鈍ったよ‥
だが、あれじゃやっぱり騎馬にはむかない」
アル達と牧場で楽しそうに遊ぶ子馬‥
飛び跳ねるように牧場を走り回る姿を眺めルイスは再び呟く‥
「変わった走り方するな?」
「ああ‥」
ロイドは短く返事を返すとアル達に声をかける。
「あっ、ルイ兄ちゃん!!
見てコイツ!!
すげー元気なんだ!!」
ティムが子馬の手綱を引きながらルイスに叫んだ
「あぁ、元気過ぎるみたいだな!
‥村の紋章があるって聞いて確かめにきたんだが‥」
ルイスはそう言って子馬に近づき額のアザを確かめる
「──…っ…
確かに‥紋章だな‥」
ロイドに促されルイスは腰を上げた。
そして――
「こいつか!?」
「ああ‥
びっくりなんてもんじゃないだろ?」
ルイスは子馬を見て奇声を上げた
「足が弱いって言ってなかったか?!」
「あぁ‥‥
立ち上がるのも遅かったし普通の馬より足も細い‥‥たぶん‥騎馬では使えない‥って思ったんだが」
ルイスは牧場に放した子馬を見つめ呟く
「めちゃめちゃ脚力あるじゃねえか…っ…」
「だろ…俺の感も鈍ったよ‥
だが、あれじゃやっぱり騎馬にはむかない」
アル達と牧場で楽しそうに遊ぶ子馬‥
飛び跳ねるように牧場を走り回る姿を眺めルイスは再び呟く‥
「変わった走り方するな?」
「ああ‥」
ロイドは短く返事を返すとアル達に声をかける。
「あっ、ルイ兄ちゃん!!
見てコイツ!!
すげー元気なんだ!!」
ティムが子馬の手綱を引きながらルイスに叫んだ
「あぁ、元気過ぎるみたいだな!
‥村の紋章があるって聞いて確かめにきたんだが‥」
ルイスはそう言って子馬に近づき額のアザを確かめる
「──…っ…
確かに‥紋章だな‥」