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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 揺れる想い
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「ティール?」
「うん、正義の神様の名前。すごく誇り気高き神って言われてる神‥見た目がそう見えない?」
ロイドはそう言われ、子馬を眺める‥
「確かに‥この毛並は神々しいよな。
こんな毛並は中々、産まれてくるもんじゃない‥」
太陽の光を反射するほどの白銀色‥
そして立派なたてがみはプラチナのような輝きを帯びていた‥
‥今朝見た時よりも確実に成長してやがる
ふぁさりとした たてがみは今朝見た時はさほど長くはなかった筈なのに―――
今は、立派な毛並を披露し一丁前に前髪まで出来ている
「こいつが人間だったら絶対俺のライバルだな…」
ルイスは美形な馬の顔を眺め呟いていた‥
「もう乳離れてしたかな?」
「これだけデカきゃ乳はもう飲めないだろ?」
アルに聞かれ、そう答えながらロイドはティールの口を調べる‥
そして言った。
「おめでとう‥1日足らずで乳離れだ…
完全に歯が生え揃ってる‥」
ロイドは半ば呆れたようにおめでとうを口にする。
‥もう何が起きても驚かんぞ
ロイドの本心だった‥
「ティール?」
「うん、正義の神様の名前。すごく誇り気高き神って言われてる神‥見た目がそう見えない?」
ロイドはそう言われ、子馬を眺める‥
「確かに‥この毛並は神々しいよな。
こんな毛並は中々、産まれてくるもんじゃない‥」
太陽の光を反射するほどの白銀色‥
そして立派なたてがみはプラチナのような輝きを帯びていた‥
‥今朝見た時よりも確実に成長してやがる
ふぁさりとした たてがみは今朝見た時はさほど長くはなかった筈なのに―――
今は、立派な毛並を披露し一丁前に前髪まで出来ている
「こいつが人間だったら絶対俺のライバルだな…」
ルイスは美形な馬の顔を眺め呟いていた‥
「もう乳離れてしたかな?」
「これだけデカきゃ乳はもう飲めないだろ?」
アルに聞かれ、そう答えながらロイドはティールの口を調べる‥
そして言った。
「おめでとう‥1日足らずで乳離れだ…
完全に歯が生え揃ってる‥」
ロイドは半ば呆れたようにおめでとうを口にする。
‥もう何が起きても驚かんぞ
ロイドの本心だった‥