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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 揺れる想い
・
歩きながら肩をすくめ、大袈裟なリアクションをするルイスをロイドは冷めた目で見つめる‥
そして前を向き直すとおどけて言うルイスとは正反対に静かな口調で返した
「‥‥そうか。
それならいいんだが‥
ちょっと気になることがあったから‥。」
ロイドの言い方が気にかかりルイスは聞き返す
「何だよ気になることって?」
ロイドはルイスにそう聞かれ歩いていた足を止めるとルイスを真っ直ぐに見つめ、ルイスもそんなロイドにつられ足を止めて向かい合う。
そしてロイドの口から出た言葉に息を飲んだ―――
「アルを‥
アルを見るお前の目が気になっただけだ‥」
「──!っ…」
「‥なんでもないなら別にいい‥。」
「・・・‥ああ、
なんだよそれ‥はは、」
ルイスは一瞬の焦りを誤魔化すように、笑いながら話すとロイドの肩をガシッと組みじゃれながらまとわりつく。
「お前、ほんとアイツにべた惚れだな?!被害妄想も程々にしとけよ?‥」
「‥‥‥被害って‥
まぁ、確かにそうかもな‥
アルのことになると、どうしても自分を抑えられない―――‥」
歩きながら肩をすくめ、大袈裟なリアクションをするルイスをロイドは冷めた目で見つめる‥
そして前を向き直すとおどけて言うルイスとは正反対に静かな口調で返した
「‥‥そうか。
それならいいんだが‥
ちょっと気になることがあったから‥。」
ロイドの言い方が気にかかりルイスは聞き返す
「何だよ気になることって?」
ロイドはルイスにそう聞かれ歩いていた足を止めるとルイスを真っ直ぐに見つめ、ルイスもそんなロイドにつられ足を止めて向かい合う。
そしてロイドの口から出た言葉に息を飲んだ―――
「アルを‥
アルを見るお前の目が気になっただけだ‥」
「──!っ…」
「‥なんでもないなら別にいい‥。」
「・・・‥ああ、
なんだよそれ‥はは、」
ルイスは一瞬の焦りを誤魔化すように、笑いながら話すとロイドの肩をガシッと組みじゃれながらまとわりつく。
「お前、ほんとアイツにべた惚れだな?!被害妄想も程々にしとけよ?‥」
「‥‥‥被害って‥
まぁ、確かにそうかもな‥
アルのことになると、どうしても自分を抑えられない―――‥」