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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 揺れる想い
・
「じゃあ‥!」
ルイスは気持ちを切り替えるように突然、声を張り上げロイドの肩をバン!っと叩く
そして続けた。
「お前の為にも、アイツらの家の警護を強化してやんなきゃな!!
野獣対策本部でも設けてやるよ!」
──‥そうだ…っ
レオがいたんだ、そういえば‥
『拐ってでも嫁にするってさ。』
ロイドはティムから得た情報を思い出し頭を抱えこむ‥
‥ここ最近、動きがない為に安心しきっていたがアイツは神出鬼没‥どこで現れ、いつアルを拐ってくかわからない‥
やけに明るく言うルイスにロイドも、レオの存在を思い出し苦笑いを溢していた…。
「おや、もうお帰りですか?」
退社の時間を記入しに役所にきたアルにアレンが話しかけてきた。
「うん。子馬も元気だし、あとはティム達が居てくれるから僕は先に帰るよ。」
役所では人目があるためアルはアレンの前でも自分のことを、今までと変わらず僕と呼んでいる。
そんなアルにアレンは微笑みながら言った
「では、私がお送りしましょう」
「え‥あ、悪いからいいよ‥」
そんなアレンの言葉にアルは慌てて遠慮している
「じゃあ‥!」
ルイスは気持ちを切り替えるように突然、声を張り上げロイドの肩をバン!っと叩く
そして続けた。
「お前の為にも、アイツらの家の警護を強化してやんなきゃな!!
野獣対策本部でも設けてやるよ!」
──‥そうだ…っ
レオがいたんだ、そういえば‥
『拐ってでも嫁にするってさ。』
ロイドはティムから得た情報を思い出し頭を抱えこむ‥
‥ここ最近、動きがない為に安心しきっていたがアイツは神出鬼没‥どこで現れ、いつアルを拐ってくかわからない‥
やけに明るく言うルイスにロイドも、レオの存在を思い出し苦笑いを溢していた…。
「おや、もうお帰りですか?」
退社の時間を記入しに役所にきたアルにアレンが話しかけてきた。
「うん。子馬も元気だし、あとはティム達が居てくれるから僕は先に帰るよ。」
役所では人目があるためアルはアレンの前でも自分のことを、今までと変わらず僕と呼んでいる。
そんなアルにアレンは微笑みながら言った
「では、私がお送りしましょう」
「え‥あ、悪いからいいよ‥」
そんなアレンの言葉にアルは慌てて遠慮している