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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 揺れる想い
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「いえいえ、この間お送りするって約束したのに何気にドタキャンされてしまいましたから‥ニコ!‥」
‥あそういえば‥
さりげなく嫌味を交え微笑むアレンの言葉でアルは前回、『足が治るまで馬車でお送りします。』そう約束したことを思い出す。
そう、約束したにも関わらず‥アルはルイスと草原に調査に出向きアレンとの約束をすっかり忘れてしまっていたのだ
アレンは慌てるアルを見て笑みをこぼしながら言った
「‥フフ‥大丈夫ですよ、遠慮は要りません。ちょうど私も今から、恒例の街調査に繰り出すところだったんでお送りしますよ。」
「あぁ!そっか‥
だったら送ってもらおうかな」
アルは調査のついでなら!とアレンの言葉に甘えることにした。
調査の仕度を整えたアレンと二人で馬車のところへ向かう。
そして、先に馬車に乗り込んだアレンが後から乗り込もうとするアルに手を差し出した
「―――?‥」
「どうぞ、おつかまり下さい。馬車は踏み台が高いから足に負担がかかるでしょうから‥」
アレンはそう言って微笑みながら優しくアルの手を取る‥
「ぁ‥//
気にしないで、大丈夫だから‥」
「いえいえ、この間お送りするって約束したのに何気にドタキャンされてしまいましたから‥ニコ!‥」
‥あそういえば‥
さりげなく嫌味を交え微笑むアレンの言葉でアルは前回、『足が治るまで馬車でお送りします。』そう約束したことを思い出す。
そう、約束したにも関わらず‥アルはルイスと草原に調査に出向きアレンとの約束をすっかり忘れてしまっていたのだ
アレンは慌てるアルを見て笑みをこぼしながら言った
「‥フフ‥大丈夫ですよ、遠慮は要りません。ちょうど私も今から、恒例の街調査に繰り出すところだったんでお送りしますよ。」
「あぁ!そっか‥
だったら送ってもらおうかな」
アルは調査のついでなら!とアレンの言葉に甘えることにした。
調査の仕度を整えたアレンと二人で馬車のところへ向かう。
そして、先に馬車に乗り込んだアレンが後から乗り込もうとするアルに手を差し出した
「―――?‥」
「どうぞ、おつかまり下さい。馬車は踏み台が高いから足に負担がかかるでしょうから‥」
アレンはそう言って微笑みながら優しくアルの手を取る‥
「ぁ‥//
気にしないで、大丈夫だから‥」