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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第12章 揺れる想い
・
「アル‥
やっぱり貴方はそそっかしい‥‥‥」
‥え‥//
胸に押さえ込んだアルの頭を解放して言ったアレンの言葉に、アルは驚きを浮かべ、顔を向けた。
アレンはまた優しい笑みを浮かべる
「急に立ち上がったら頭を打ってしまいます‥
馬車は天井が低いから気をつけていただかないと‥。」
「…っ…ハィ‥///」
アルは申し訳なさそうに返事を返した
どうしよう・・
‥恥ずかしい・・//
一人で勝手に興奮し慌ててしまった──
アルはそんな自分がとても恥ずかしかった
急に馬車が止まり、重なりあったままの二人に外から声がかかる
開きっぱなしで激しく音を立てる扉に馬車を走らせていた役人が気づいたようだった。
「申し訳ありません、アレン殿!扉がちゃんと閉まっていなかったようでっ‥
お怪我はありませんでしたか!?」
中の様子を伺いながら慌てる部下に、アレンは言葉を掛けた。
「えぇ大丈夫です。こちらの手違いで鍵を開けてしまっただけですから。
気にせず馬車を動かして下さい」
「アル‥
やっぱり貴方はそそっかしい‥‥‥」
‥え‥//
胸に押さえ込んだアルの頭を解放して言ったアレンの言葉に、アルは驚きを浮かべ、顔を向けた。
アレンはまた優しい笑みを浮かべる
「急に立ち上がったら頭を打ってしまいます‥
馬車は天井が低いから気をつけていただかないと‥。」
「…っ…ハィ‥///」
アルは申し訳なさそうに返事を返した
どうしよう・・
‥恥ずかしい・・//
一人で勝手に興奮し慌ててしまった──
アルはそんな自分がとても恥ずかしかった
急に馬車が止まり、重なりあったままの二人に外から声がかかる
開きっぱなしで激しく音を立てる扉に馬車を走らせていた役人が気づいたようだった。
「申し訳ありません、アレン殿!扉がちゃんと閉まっていなかったようでっ‥
お怪我はありませんでしたか!?」
中の様子を伺いながら慌てる部下に、アレンは言葉を掛けた。
「えぇ大丈夫です。こちらの手違いで鍵を開けてしまっただけですから。
気にせず馬車を動かして下さい」