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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第13章 扉への導き


そう‥

反応の早いレオのダイナミックな下半身はアルの腹をあり得ない程に突き上げ、それに押されたアルの腰は(く)の字に曲がっている

アルは腹に突き当たる何かに違和感を覚えて目を覚ましたのだった‥


「・・・


レ‥オ‥っ…なんで‥?」


ベッドの中でレオに抱きしめられている状況にやっと気づき、アルははっきりと目を覚ます!

そんなアルの口をレオは軽く手で塞ぐと今夜の目的をぼそりと告げた‥



「一緒に風呂入るぞ‥」


――‥は!?


どことなく真剣な眼差しのレオにそう言われ、アルは口を押さえられたまま目を見開く

月光を受け、影を帯たレオの表情がなんとなく不敵に笑みを浮かべ、妖しくアルを見つめる

驚いて固まったままのアルを素早くベッドシーツで包むと野獣は窓からアルを連れだしてしまった‥‥‥



‥風‥呂‥

風呂っ!?

「ちょっと待ってレオ!!
こんな時間に風呂って!?」

レオは夜の闇をくぐり抜け、足を少し休めると抱き上げたアルを一瞥する。
そして口を開いた。


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