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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第13章 扉への導き


「婚前の儀式だ。
薬草を炊きつめた風呂で婚儀の前に身体を清める儀式をする‥」


「婚儀‥!?」


「ああ‥婚儀はまだ先になっちまうが舎弟共が俺達の為に婚前の儀式だけでも先にって準備してくれやがった‥

その気持ちを無駄にはできねえからな」


レオはそう、説明すると再び山に向けて足を早めた。

‥風呂って‥
もしかして‥//


アルは不安を覚えながら自分を抱き上げて走るレオを見上げた

「レオっ……

もしかして風呂って…っ…
一緒に入るの!?」

「・・・・ああ‥。

最初にそう言っただろ?

ついでに‥身体も洗ってやる‥
遠慮はするな‥‥この間みたいに俺様にして欲しいことがあったらいくらでもしてやるから‥//」



「…っ…//」

なんとなく頬を染めながら、レオはアルを見つめて口にする



‥こ、この間みたいにって
また、あんなことになったらあたし‥っ//


アルはあの夜の事を思い出す‥

あろうことかレオに股がり自分からねだったことを‥

身体の疼きを抑えたくてどうしようもないままレオに激しく求めてしまったあの快楽の夜を‥


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