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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第13章 扉への導き


「アル‥」

レオは優しく呼び掛けながらアルの頬にそっと手を添えた。

そして笑みを浮かべる‥

今まで見たこともないような優しい笑みを。
アルはそんなレオの表情に息を飲んだ

「そんな不安そうな顔すんじゃねえ‥
ゆっくり風呂に入るだけだ‥」

「‥‥ほ、んとにお風呂だけ?‥//」

「‥‥‥お、おおっ…
当たり前ぇだろ!?」

‥くそそんな可愛い顔して聞くんじゃねえ
なんだ?風呂だけじゃ物足りねえってのかよ…っ


優しいレオに少し安心したのか、アルは照れながら上目使いでレオに念を押して確認していた。

そんなアルのいじらしい表情に何かを誤解した野獣のバズーカー砲が再び打ち上げ体勢に入っていた


ただでさえフェロモン系の香りに脳髄が痺れてきている上に、アルの可愛い仕草が再び野獣を狂わせるっ


‥く‥っ…やばい‥//

何かすげえ興奮してくるじゃねえかっ!?
なんでだ!?このままじゃ我慢できねえかもしれん!


「レ、レオ大丈‥夫?」

爛々と瞳孔が開き始め荒い鼻息を吹き始めたレオの様子にアルは危険を感じている

「‥‥が、‥//」


「‥‥?」


「‥‥がんばりますっ!!」

‥は!?


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