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第13章 扉への導き

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やけに気合いの入った返事を返し、顔を赤らめるレオにアルもただならぬ予感がしてくる

密かに怯えた瞳で自分を見つめてくる可愛いバンビ‥


くぅ‥めんこい‥っ//

めちゃめちゃめんこいっ…

ハァっ！たまんねぇっ…//
そんな目でおねだりすんじゃねぇ!!


レオから見たアルは、うるうる目で何かを求めている風にしか見て取れない

野獣の動物的思考回路は限りなく己の本能に忠実だった


「ちくしょ…っ…
とにかく早く風呂入るぞっ//」

‥さすがの俺様もこのままじゃ抑えがきかん…っ


相変わらずアルから香る淫美な芳香に野獣の覚醒ボタンがロック解除を促し始める


レオは雄叫びをあげながら素早く己の身ぐるみを剥ぎ取りアルの衣服に手をかけた

「え、やっ‥//待ってレオ!!自分でっ‥」

「何言ってやがんだっ！──
俺様ぁこれくらいしかしてやれねぇんだっ…」

「ちょっ‥やっ、何言ってっ…」


アルの遮りの声も間に合わず、レオは片手でアルを抱き抱え寝巻きのズボンを手早く下ろす


興奮しきったレオはアルとまったく会話が噛み合っていないようだった