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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第13章 扉への導き
強く抓まれた感覚の後にじんわりと生暖かい何かが包み込む‥
レオの熱い舌に転がされ、柔らかい唇で食まれたかと思った瞬間甘く痺れる。
いつもの荒々しさを微塵も出さないレオの愛撫と温泉の温浴効果も重なって、熱を蓄えたアルの身体は必要以上に感じ始めていた
大岩から湧き出す温泉水の音の心地よさ、そしてお湯に浸らせた薬草の香りが時が経つほどに強く漂う‥
「ぁ‥あ‥っん‥//」
‥やだ、何だか頭がぼぅっと‥してきちゃ‥
うるんだ瞳で月を見上げ、胸だけを玩ぶレオにアルはいつの間にかその身を預ける
婚前の儀式の薬湯‥
勿論、婚前だからして、初夜をスムーズに迎えられるよう、催淫効果の高い薬草も使用されている
アルはドップリとその効果に浸りきっていた
固く実り始めた赤い蕾をレオはじっくりと唾液を含ませ絡めとる‥
吸い付く濡れた音を立てながら、骨張った大きな手を弾力のあるお尻から前に回すと、レースの下着をなぞり潤みの滲んだ部分にそっと指を這わした
「っ‥あぅ!//」
急な刺激にアルの腰が引ける
その腰をレオはしっかりと捉え、濡れて張り付く生地の上から尚もその部分にいたぶりをかける