この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第14章 天下無双!偉才の老師


別れを惜しんで見つめ合うおませな二人にアルも苦笑いが溢れる。そしてモニカはそんなアルを、ものうげな瞳で見ていた…

「じゃあ…これで…」


…って、
その顔はまさか!?




アルはモニカを振り向きハッと目を見開いた。

そう、そのまさかだったのだ…


「ねえディーア…」

きたっ!?…


「お別れのキスは…」


やっぱり………



頬を染めて首を傾げ潤んだ視線を投げ掛ける。そんなモニカにアルは戸惑う。


「は…はは…きょ、今日は子供達が居るし〜…」


何かを理由にと頭を掻きながら目を游がすアルの隣で、うぷっと突然、マークの息詰まる声が聞こえた。


…っ!?
マーク!?


その声の漏れた口はナッツの唇によって、強引に塞がれている。

マークまでもがこの、大胆な姉妹の餌食になってしまっていた…


「じゃ、じゃあ…またっ!」

モニカの頬に素早くキスをして、ひきつる愛想笑いを向けるとアルは放心状態のマークを抱え、逃げるように馬車に駆け込んだ。



動き出した馬車にほっと息を整える。見送るモニカ達にもう一度笑みを向け手を振ると、アルはそのまま窓枠にもたれた。

/683ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ