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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第14章 天下無双!偉才の老師
・
ルイスの真剣な横顔にアルも思わず生唾を飲み込む。
今から起こることが何なのか――
誰しもが知り得ないことだから…
膝に置いた手の平が微かに汗ばむ。
怯えてちゃイケナイっ!!
謎を解き、前に進まなくては!―――
それがあたしにしかできないことならっ…
アルもルイスと同じ方向を真っ直ぐ見据え唇を結んだ。
「隊長さん…」
「…?」
アルの呼びかけにルイスは顔を向けた。
「大丈夫。
…大丈夫だよ。
何が起きても―――」
「――!…」
アルはふふっと笑みを浮かべ目を細めた。
「だって…皆一緒だもん。
皆一緒に頑張るんだもの…」
そうでしょ?…そう言って無邪気に顔をほころばせたアルにルイスもふっと、緊張気味の表情を和らげる。
「あたしは皆が居るから平気!
怖くなんかない!!」
いいんだそれで…
たとえ、強がりでも…
皆が居るから…
守りたいものがそこにあるから―――
怖いなんて言ってられない―――
ルイスの真剣な横顔にアルも思わず生唾を飲み込む。
今から起こることが何なのか――
誰しもが知り得ないことだから…
膝に置いた手の平が微かに汗ばむ。
怯えてちゃイケナイっ!!
謎を解き、前に進まなくては!―――
それがあたしにしかできないことならっ…
アルもルイスと同じ方向を真っ直ぐ見据え唇を結んだ。
「隊長さん…」
「…?」
アルの呼びかけにルイスは顔を向けた。
「大丈夫。
…大丈夫だよ。
何が起きても―――」
「――!…」
アルはふふっと笑みを浮かべ目を細めた。
「だって…皆一緒だもん。
皆一緒に頑張るんだもの…」
そうでしょ?…そう言って無邪気に顔をほころばせたアルにルイスもふっと、緊張気味の表情を和らげる。
「あたしは皆が居るから平気!
怖くなんかない!!」
いいんだそれで…
たとえ、強がりでも…
皆が居るから…
守りたいものがそこにあるから―――
怖いなんて言ってられない―――