この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第15章 守護神の書・前編
・
「大丈夫か?」
ロイドは再度、アルに確認を取った。はにかみながら頷くアルの可愛いさに思わず胸が疼く。
「じゃ…ドレスは前の日に届けるからっ」
あまりの嬉しさに微笑みが溢れ、抱きしめたい気持ちを堪えながらロイドは席をたった…。
フフ…アルとデートか…
食堂を出てからも緩む顔が元に戻らない。
何処に行こうか…
アルとのデートを想像するだけで口元がヘラっと歪む。
メイド姿もちょっと捨てがたかったんだがな…
あんまり露出が多いのは俺が困るし…
って、こらこら!何考えてんだ俺は!?
普通でいい!
俺がしたいのは普通のデートだ!!………
…メイド服か・・・
はっ! いかんいかん!!…
ロイドは慌てて邪な想像を掻き消す。
「なんだ兄ちゃん…
気持ち悪いぞ?…」
「悪いっ…つい…」
馬にブラシを掛けながら、ニヤけるロイドを見かねてティムが口を開いた。
「朝から居なくなったと思ったら帰って来た途端ニヤニヤしてさっ…たく、今日は天気良かったからオイラが一人で藁を干したんだぞ!!」
「す…まん…」
「大丈夫か?」
ロイドは再度、アルに確認を取った。はにかみながら頷くアルの可愛いさに思わず胸が疼く。
「じゃ…ドレスは前の日に届けるからっ」
あまりの嬉しさに微笑みが溢れ、抱きしめたい気持ちを堪えながらロイドは席をたった…。
フフ…アルとデートか…
食堂を出てからも緩む顔が元に戻らない。
何処に行こうか…
アルとのデートを想像するだけで口元がヘラっと歪む。
メイド姿もちょっと捨てがたかったんだがな…
あんまり露出が多いのは俺が困るし…
って、こらこら!何考えてんだ俺は!?
普通でいい!
俺がしたいのは普通のデートだ!!………
…メイド服か・・・
はっ! いかんいかん!!…
ロイドは慌てて邪な想像を掻き消す。
「なんだ兄ちゃん…
気持ち悪いぞ?…」
「悪いっ…つい…」
馬にブラシを掛けながら、ニヤけるロイドを見かねてティムが口を開いた。
「朝から居なくなったと思ったら帰って来た途端ニヤニヤしてさっ…たく、今日は天気良かったからオイラが一人で藁を干したんだぞ!!」
「す…まん…」