この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第15章 守護神の書・前編


「また、謎解きを記した石板だ…


上を見よ

下を見よ

バカが見る

我はコヨーテ

トリックスターの加護を受ける神なり


嘘か真実か

真実か嘘か

嘘が真実で

真実が嘘か


汝を信じる者は救われる

汝の道をきり開け


十字の天が差し示す

汝の道に続く扉

見つけたなら

右往左往するべからず


…って書いてあるらしい」

石板に記された文面を書き写したメモを読み上げながら、ルイスはロイドに石板を渡した。

「トリックスターの加護を受ける神?」

「よくは分からないが、コヨーテの姿をした悪戯好きの神らしい…
クラディウスが今、その神について載っている本を取りに行ってる」


「ああ、なるほど…」


カタンと椅子を引き、腰を下ろしながらロイドは手にしていた石板を眺め直す。いつの間にか人の溢れた食堂。準備された夕食を取りながらルイス達は互いに意見を口にし、老師が来るのを待った。

「でも、また

“十字の天が差し示す”

なんて、言葉が出てるけど…
これは、今日の影の十字とは別物ってこと?」


/683ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ