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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第15章 守護神の書・前編


神の力が込められた宝剣…


この剣に一体、どんな力が込められているのだろうか?


アルは剣を元の位置に戻し、全体を眺め、小さなため息をついた。


明日、また…
謎を解かなければならない。

老師の言った通り、謎が簡単に解ければいいんだけど………








「はあっ…

嘘みたいな天気だな…
いったい、いつになったら止むんだ?」


どんよりとした重苦しい空気。朝だというのに真っ暗な空を見上げ、ルイスは強く息を吐いた。


叩き付ける勢いの雨の中、雨避けのマントを羽織り、ルイスは大樹の根元で佇んでいた。

謎解きの為にこの場所に集まる号令を掛けたのが三日も前の事…


その翌朝から、ルバール大国は嘘のような、局地的な集中豪雨に見舞われている。
この大雨では、今日の予定も中止にせざるを得ない。
予定延期を繰り返し、集まる筈だったロイド達も、結局普段通りの仕事に従事している。


…南では喉から手が出るほどこの雨を欲してるってのに……


ルイスは舌を鳴らし苦味渋った顔をしていた。
まるで、闇の王に行く手を阻まれてるような気さえしてくる。

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