この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第16章 守護神の書・後編


口隠るアルの様子を見て、ロイドは表情を曇らせた。

「アルが謎を解いたんだよ…それで…」


「それで?…じゃあ直ぐに皆を集めればよかったんじゃないのか!?
土を掘り返すなら人数が居た方が楽な筈だろ!?」


ルイスに代わりに答えられ、ロイドは火がついた様に聞き返した。


「そ…れは…」

確かにそうだがあの時は謎が解けるかも、という思いで夢中だったし、まるで見つけてくれと言わんばかりに土は簡単に掘れてしまった…


ルイスはそう説明したかったのだが、それを諦めてしまっていた…

ロイドからルイスに注がれる視線は明らかに疑いを含んだ眼差しだったからだ。

確実に違うことで怒りを露にしている…


ルイスは自分を見据えてくるロイドからさりげなく視線を外した。

ロイドは強い溜め息を吐く…


「ロ…イドは何をそんなに怒ってるの?」

アルは戸惑いながら訪ねた。

だって…謎が解けて前進できたっていうのに……


「……

何が起るか分からないだろ? 気をつけないと…実際に地下道に落ちたって言うじゃないか…」


「そうだけど…」


「怪我がなかったからよかったものの…」


/683ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ