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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第16章 守護神の書・後編


ロイドは言い掛けた言葉を飲み込むと、溜め息を吐きながら首を振り目を伏せた。

さっきの二人の表情が頭から消えてくれない…


謎が解けたことは確かに喜ばしいことだ。それは分かっていても、手放しで讃えることができなかった…


責めてもしょうがないっ…

ロイドは奥歯を噛み締めていた。


「ふむ、中々興味深いことが記されておるようじゃな」


書物に目を通しながら老師はそう呟いた。

「興味深いとは具体的に?」

「そうじゃな…
ガーディアン(守護神)についてじゃが…」

ルイスの問いに答えると、老師はコホンと咳払いをひとつ。そして透る声で書物を読み上げた。


∬神の従者が認めし勇者よ

《天》 《地》 《海》

世界の調和を司る神の試練を受けよ

父神ゼウスの名の元に

ひとつとなった神々の力

光の剣に選ばれし三人の勇者が

守護神の器に相応しい神器と成りうる使者か

今 見定めの時

試練を越えられぬ器は破壊の道を

強き心を備えた勇者だけが守護神の神器として力を与えられよう∬


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