この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第16章 守護神の書・後編
・
もう涙は止められない…
子供はなんでこんなにも成長が早いのだろうか?
急に男の子から頼もしい男に成っていく…
涙を溜めた瞳を真っ直ぐに向けてくる…そんな二人に胸が熱くなった
…っ…二人とも生意気!!
つい前までオムツ履いてた筈だったのに…っ
お尻だってっ…あたしが拭いてっ…
あげてたのに…っ
“オイラ達がっ”
“僕達がアルを守るんだ”
こんなにも頼もしい
こんなにも心強い…
勇気をくれる存在になっていたなんて………
成長が出来てないのはきっと、あたしだけなんだ…っ…
「…ふ…っ…
う…うっ…ごめん…っ
ごめんなさ…っ…
…りがとう…」
アルは溢れる涙を拭い心からの笑みを浮かべる。途切れた言葉じゃ意味がない!アルはしっかりと気持ちを伝えたくて大きな深呼吸をした
「ありがとうみんな…っ…」
涙で濡らした顔をほころばせる…
綺麗な顔はまだ少し、くしゃりと歪む。
でもそんな屈託のない表情がすごく可愛いかった…
「…え!?」
急に腕を取られアルは目を見開いた。
ルイスは思わずアルを自分の胸に抱きしめていたのだ―――
もう涙は止められない…
子供はなんでこんなにも成長が早いのだろうか?
急に男の子から頼もしい男に成っていく…
涙を溜めた瞳を真っ直ぐに向けてくる…そんな二人に胸が熱くなった
…っ…二人とも生意気!!
つい前までオムツ履いてた筈だったのに…っ
お尻だってっ…あたしが拭いてっ…
あげてたのに…っ
“オイラ達がっ”
“僕達がアルを守るんだ”
こんなにも頼もしい
こんなにも心強い…
勇気をくれる存在になっていたなんて………
成長が出来てないのはきっと、あたしだけなんだ…っ…
「…ふ…っ…
う…うっ…ごめん…っ
ごめんなさ…っ…
…りがとう…」
アルは溢れる涙を拭い心からの笑みを浮かべる。途切れた言葉じゃ意味がない!アルはしっかりと気持ちを伝えたくて大きな深呼吸をした
「ありがとうみんな…っ…」
涙で濡らした顔をほころばせる…
綺麗な顔はまだ少し、くしゃりと歪む。
でもそんな屈託のない表情がすごく可愛いかった…
「…え!?」
急に腕を取られアルは目を見開いた。
ルイスは思わずアルを自分の胸に抱きしめていたのだ―――