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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第17章 集結!

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久しぶりに重ね合った唇…
アルの細やかな体温を感じ、ロイドの躰中の血が全身を駆け巡る
ロイドは切ない声でアルの名を何度となく囁いていた。
神の従者―――
これからは否応無しでもアルの身に何かが降りかかる
避けて通れない道…
未知なる世界がアルを待ち受けている…
ロイドはアルの存在を確かめるように何度も抱きしめた。
何故だ!?
不安ばかりが的中するっ…
アルを―――
俺の大事なアルを…
誰も連れていかないでくれ!!──
水銀灯の明かりが暗闇に覆われ始めた街を徐々に照らしていく…
ロイドはアルの手をしっかりと握り締め、夜道を歩いた…
じっくりと交してしまったキスにアルは恥ずかしさが増す。ロイドの顔を見れず、アルはうつ向いたままだった…
また降り始めた雨を懸念して少し足を急がせる。
スタンレー家に辿り着くと手を放し掛けたアルの腕をロイドはぐっと引き戻す。そして再びアルを広い胸の中に抱き寄せた。
…ロイド……
不器用過ぎる情熱を肌で感じる…
久しぶりに重ね合った唇…
アルの細やかな体温を感じ、ロイドの躰中の血が全身を駆け巡る
ロイドは切ない声でアルの名を何度となく囁いていた。
神の従者―――
これからは否応無しでもアルの身に何かが降りかかる
避けて通れない道…
未知なる世界がアルを待ち受けている…
ロイドはアルの存在を確かめるように何度も抱きしめた。
何故だ!?
不安ばかりが的中するっ…
アルを―――
俺の大事なアルを…
誰も連れていかないでくれ!!──
水銀灯の明かりが暗闇に覆われ始めた街を徐々に照らしていく…
ロイドはアルの手をしっかりと握り締め、夜道を歩いた…
じっくりと交してしまったキスにアルは恥ずかしさが増す。ロイドの顔を見れず、アルはうつ向いたままだった…
また降り始めた雨を懸念して少し足を急がせる。
スタンレー家に辿り着くと手を放し掛けたアルの腕をロイドはぐっと引き戻す。そして再びアルを広い胸の中に抱き寄せた。
…ロイド……
不器用過ぎる情熱を肌で感じる…

